「節約術」正しい家計管理を読んだら学ぶ事が多かった
節約、家計管理の本はいくつも読んできましたが是非おすすめしたい本がありましたのでご紹介します。タイトルでは、将来への不安が消える、自動的にお金が貯まると書かれていますので中身が楽しみです。
まず、この本はどうやったら節約できる？ ではなく家計管理についてを徹底して紹介しています。仕組作りを行う事で結果お金が貯まり、不安がなくなるという事です。お金の不安は切っても切れませんでしたが考えるだけではなく、どの様に行動したらいいのかと考えるきっかけになりました。実際に私が読んだ中で特に印象に残ったポイントを一部ですが紹介します。
どこに価値を置いて節約するのか？ 定義する。
自分と家族が現在、将来含め幸せに生活する事が目的。幸せ自体はお金そのものではい。ついついお金を貯める事が目的となりがちですが、価値のあるお金の使い方をし幸せな生活を送る事が大事です。自分だけではなく、家族と将来も含めた設計を共有し何に資源を投入するのか、何を辞めるのかを考える共有する事が必要です。本質を見失わらにようにしなければと、改めて考えさせられました。
生涯で稼げるお金には限りがある。
生涯に渡り稼げるお金は決まっている。お金は有限でそれは皆んな共通している。当たり前の話ですが、使えるお金は決まっているんです。先に使うか、後に使うか。有限である以上、本当に価値がある事、物に集中してお金を使う必要がある為管理が大事なんです。実際の書籍では具体的に金額の参考例も乗っています。
私も実際に計算したら、どんぶり勘定でお金を使っていた時を反省しました。
例えば、生涯の平均年収５００万円（手取り）の人が現在３０歳とします。今から６０歳までに稼げるお金は１億５千万円です。この金額をどう思いますか？
６０歳の時点で、３千万円残したければ、残りは１億２千万です。
仮に、３千万で家を買うとします。残り９千万円です。３０年で残り９千万です。
子供がいれば将来学費もかかりますし、子供の人数によっては倍かかります。実際に数字で見てみると、だいぶリアルになってきましたね。
どんぶり勘定は恐ろしい
耳が痛い話です。著者は恐ろしいと表現しています。まさにその通りです。買い物い行くとついついやってしまうどんぶり勘定。これをやっていては正しい家計管理ができていると言えません。私自身、見直す機会になりました。
純資産を増やす。
１円でも資産は増やす事が大事。それが、家計が破綻しない原則なのです。減らなければ破綻する事はありません。会社と同じですね。今、純資産増やせていますか？ 純資産を増やす為の管理方法が本には詳しく載っています。
システム構築
考え抜いてシステム構築する事が大切。そしてダブルインカムであればお金を一元管理し把握しやすくする事も大切。システム構築する上で実態を把握しお金が入ってきたらどこの口座に入りどの様な流れになるのか、システムを構築しましょう。システム構築こそが大切だと書かれています。本当に通りで、仕組みがなければいつまでも管理は難しいでしょう。逆に一度作ってしまえば、自然と管理しやすい家計になると思います。
会社経営の会計をを家計管理のお手本にする
家計全体を見える化する。そして現状把握する。特に印象深かったのが、会社は破綻すればそれで終わりですが、家計は絶対に破綻する事はは許されないという事です。まさにその通りですし家計管理の重要性がを認識する事ができます。
家計簿の意味
家計簿は過去を記録する事にすぎないです。過去を記録するだけの作業では未来に純資産を増やす事ができなですが、実態を把握するには家計簿は有用です。しかし、家計簿を書く事が目的となりってはいけません。現状を把握し、何処に無駄な支出があってどうすれば管理できるのか。家計簿自体は幸せな生活を送る為の一つのツールにすぎないのです。ツールを使ってまずは現状把握しましょう。
◎まとめ
紹介したのは本書にあるごく一部の考え方部分です。予算を立てる所から、管理不能支出の見直し、管理の手順、中・長期的な家計の管理方法が詳しく載っています。実際に行動に移す部分ですね。また、特にこの本のわかりやすい所は、実際の管理するシートのフォーマットが書かれている事です。文字だけではなく、図でも解説され、どの様に予算や支出の予定を記入したらいいのか？ パソコンで管理した方がいいのか、紙媒体で管理した方がいいのかも親切に書かれています。
私もこの本を読むまでは、漠然と貯金をしなければと考えるだけでしたが、この本を読んでからはまず幸福について考える様になりました。幸福な生活を送る為にも、しっかり管理をやシステム構築し後悔しない人生を送る為にもこの価格で著者のノウハウを学べるので是非オススメします。
